良導絡治療とは?
中谷義雄 医学博士

良導絡治療は、戦後(昭和20年代)京都大学医学部の中谷義雄医学博士らにより築かれ発展していった治療法です。博士らは皮膚の電気抵抗を研究し、その値の高い点を良導点とし、それらの点の連続帯を良導絡と命名しました。 さらに症例を重ねた結果、特定の部位(手足24箇所)の電気抵抗を測定し、そのバランスを見ることにより自律神経の状態が分かる方法を確立しました。日本では通称”電気鍼”と言われ、一本の鍼を用いてごく微量の電気を流しながら治療をしていきます。コリや痛みを取るばかりでなく、自律神経失調症にも有効と言われています。すなわち、自律神経を調整することで自然治癒力を高め、身体を健康な状態に保とうとする働きを助けます。長い歴史を持つ鍼灸の治療技術を応用しながらも、現代医学に合った科学的な治療法です。言い換えると、東洋医学と西洋医学の融合とも言うべき方法です。

まずは現在の自律神経の状態を測定します。ノイロメータという電流を測定する機械を用い、前述したように左右の手首および足の部分、それぞれ6ヶ所、合計24ヶ所(代表測定点)の皮膚電気抵抗を測定導子で測定します。全部の測定時間は5分程度です。各電流値をコンピューターシステムによって分析し、専用の良導絡チャートに数値化して記入します。したがっていつでもその時点での状態を把握できるわけです。また、現在症状がなくても将来なりやすい病気も推定でき、その結果予防することもできる、という面もあります。

測定結果に従い、平均値から外れている部分を興奮もしくは抑制させるように刺激を与え、自律神経調整を行っていきます。そして平均値となってくれば、それに伴い身体が健康になってゆくというわけです。

治療の効果の出方は個人差がありますが、初めは頻回に治療し徐々に間隔を開け、じっくり治療していきます。また症状がなくなっても定期的に続けることで、免疫力が高まり、病気になりにくい身体になると言われます。

当クリニックでは日本製の良導絡機器(ノイロメータ)で健康チェックを行っております。




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